障害者施設等病棟とは
障害者施設等病棟とは、疾病などで寝たきりや肢体不自由となった方、重度の障害や意識障害などの後遺症がある方、筋ジストロフィーやパーキンソン病などの神経難病をお持ちの方などに対し、比較的長期にわたり適切な治療および手厚いケアを行うことが許可された専門病棟で、人工呼吸器が必要な方、合併症のある方も安心して治療・療養することができます。
手厚い看護配置のもと、ひとりひとりに合ったケアを日々ていねいに実施しています。
また、ご家族様の外出時や主治医の先生方の休診時などに短期入院いただく「レスパイト入院」の受け入れも行っております。
対象となる疾患やその他入院のご相談等ありましたら、地域医療連携室までお気軽にご連絡ください。
障害者施設等病棟の位置づけ
対象疾患が概ね類似している特殊疾患病棟と療養病棟との大まかな違いは下表の通りです。投薬や注射薬、処置・検査等が出来高算定となるのが他病棟との大きな違いで、治療内容によって受け入れを制限するということが基本的にはありません。
近年の当院受け入れ症例
- 重度の肢体不自由者
- 脊髄損傷等
- 重度の意識障害者
- パーキンソン病
- 筋萎縮性側索硬化症
- ゴーシェ病(ライソゾーム病)
- 脊髄小脳変性症
- 大脳基底核変性症
- 多系統萎縮症
- 多発性硬化症
- 副腎白質ジストロフィー
- クロイツフェルト・ヤコブ病
- 進行性核上性麻痺